今日は人生で初めてスタバでドヤァ
ってやつをやっています笑
せっかくMacBook買ったのですから
このくらい調子に乗っても
神様も微笑んでくれるでしょう。
にしても重い!
リュックだからまだ移動は楽やけど
これトートバッグとかにしたら
肩やじろべえみたいに傾いちゃうよ。
イマドキの人は平衡感覚に優れているのかも知れない
酔拳ならぬ珈琲拳の達人でふらつきながらも
平衡感覚を保っているのかも知れない。
もしくは甘々のフラペチーノに脳みそがおかされて
カラダの傾きなんか気にならないのかも知れない。
いずれにせよ、スタバでドヤァは
慣れが必要なようです笑
さて、前回のブログでさらっと出した
山田詠美さん著 『ぼくは勉強ができない』
家に文庫本があったと思ったのですが、
おそらく実家に置いてきてしまったので、
人生で初めて2冊目の購入。
最近はKindleで読むことが多いので
ネットでポチですぐ手元に届く。
ざんぎり頭を叩いてみれば、文明開化の音がする。
スマホの画面をタップすれば、手元で即座に本読める。
大政奉還から200年弱
この現代に生まれてやおいくは幸せでございます。
流石にちょんまげで刀振り回してる暮らしは憧れないかなあ笑
脱線がすごい。
今回のブログでは、
読書感想文をつらつらと書き記します。
こちらの本を最初に読んだのは、
多分中学生だったと思う。
当時は朝読書の時間が放課前に設けられており、
各々が自身の読みたい本を持ち寄って、
15分だったか20分だったか読書に勤しむという、
今のやおいくにぜひ取り入れてほしい
素晴らしい時間が設けられていました。
当時のぼくは新潮文庫でできていましたね笑
本屋さんによくある
「新潮文庫夏の100選」みたいな
無料の本の紹介冊子を持って帰っては
読みたい文庫本を探して読むという。
今のやおいくに見習ってほしい
素敵な習性を持っていました。
前置きが長いな・・・
当時の感想は、
「こんな高校生いねえだろう」
あるいは、
「こんな高校生がいるものか」
というものでした。
主人公の時田秀美くん
にフォーカスを当てた感想ですね。
いかにも中学生らしい。
じゃあ今の感想はどうなんだ?
というところですが。
「もしかしたら時田秀美はいるかも知れない」
あるいは、
「時田秀美を存在させればいいじゃない」
と、
秀美の周囲に目がいくようになりました。
今の私からすれば、
時田秀美はどこにでもいる高校生です。
女の子にモテて
年上の女性と付き合っていて
勉強が出来なくて
一部のカタブツな先生から嫌われている
こんな高校生どこにでもいる。たぶん
でもそれを受け止めてくれる友人や、恋人の桃子さん
彼と対等に向き合い、認めてくれる桜井先生
そして母、仁子とおじいちゃん
これが肝なのですよ。
そして、こっちは今からでもなれるんですよ。きっと
秀美は確かに学校の「勉強」はできないかも知れない。
けど周囲との関わりの中で「勉強」しているモノは計り知れない。
私もこれから親として生きていくことになる。
現在もコーチという形で少なからず教育というものに関わっている。
番外編・眠れる分度器にて
『死にたくなければ、冷たくって味のない奴になるな。いつも、生きている血を体の中に流しておけ』
と、先生に秀美が言われるシーンがある。
今回はここが突き刺さりましたねぇ
『生きている血』
ありきたりな日常
ありきたりな暮らし
1+1=2
ここに『生きている血』は流れていなさそう
コーヒーを啜りながらブログを書いてみたり
久々に本棚から昔読んだ本を引っ張り出してみたり
誰かからしてみれば、
ありきたりな暮らし・ありきたりな日常かも知れないけど
今の自分からすれば
これはすっごく『生きている血』を流すことができる行動。
「勉強」ができなくったって
『生きている血』を流してさえいれば
なんとかなるんじゃないかなあ。
そして、それを可能にするのは、
私たち大人だったり
親だったり
周りのヒトだったりする
秀美がそうであるように
私も、私が関わる全てのヒトも
『生きている血を体の中に流しておけ』
この言葉を大事にしていけたらいいな。
今日の音楽
P!nk F**kin’ Perfect